ア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦は、レンジャーズが11-4でアストロズを下し、12年ぶり3度目のワールドシリーズ進出を決めた。

元巨人のホセ・アドリス・ガルシア外野手(30)が、2本塁打を含む5打数4安打5打点。6試合連続打点はポストシーズン(PS)史上初、シリーズ通算15打点は史上最多を更新し、シリーズMVPに選ばれた。

7戦連続でビジターが勝つPS史上2度目の「外弁慶シリーズ」は、レ軍が4本塁打を含む15安打で決着をつけた。打線の中心に4試合連続本塁打のガルシアがいた。3回に4試合連発のソロを右翼へ流し打つと、4回に左前適時打、8回にも左越えソロを放った。第5戦で逆転本塁打を打った際に派手なパフォーマンスを行い、報復死球を受け乱闘騒ぎに。その後は毎打席ブーイングを浴びながらも「それが自分を奮い立たせてくれた」と、打棒が止まることはなかった。