ドジャース山本由伸投手(25)が、6回を5安打無失点5奪三振の好投で3勝目の権利を得て降板した。

課題の立ち上がりを乗り切った。1回、先頭のマッカーシーに四球を許すも、2番グリエルをスプリットで遊ゴロ併殺打に仕留めた。3番マルテに「ヨーヨーカーブ」を中越え二塁打とされるも、ウォーカーを内角のスプリットで詰まらせ、一飛に打ち取った。

山本は試合前時点での全12失点のうち7失点を初回に記録。初回防御率は10点を超えていた。

2回以降は打線の大量援護もあり、好投を続けた。5回無死一塁では、バーンハートを低めに落ちるカーブで空振り三振に仕留めるなど、安定した投球を披露。6回には四球と安打で2死一、二塁とされるも、6番スアレスを外角低めのカーブで三ゴロに打ち取った。

山本はここまでの6試合での最高投球数は99球で、最長イニングは6回。この日は中6日のマウンドで、5回まで72球。球数が管理される中で、自己最長イニング数を更新する可能性もあるペースになったが、6回に22球を投じ、更新とはならなかった。

【動画はこちら】――>>山本由伸の“ヨーヨーカーブ”打者の足元へストンと落ちる