【グレンデール(米アリゾナ州)17日(日本時間18日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が開幕2カード目の先発ローテーション入りへ、投手専念でオープン戦に出場する。18日(同19日)のジャイアンツ戦に先発することをロバーツ監督が明言。打者との二刀流ではなく、投手としての実戦調整を優先させる。今後は週明けのエンゼルス3連戦のいずれかに登板し、開幕2カード目となるガーディアンズ3連戦で先発を任される見込みだ。
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気温35度。春にしては異常な暑さのアリゾナで、投手大谷がブルペン入りした。「タッチ&フィール(軽めの投球練習)」で16球。スライダー、カットボール、スプリットなど変化球も交え、翌日のオープン戦先発へ状態を確認した。WBC準々決勝敗退からすぐに二刀流開幕モードに切り替え、ロバーツ監督は「驚きはない。彼はしっかり準備していたし、本来は(WBCの)決勝戦でプレーするつもりだったと思うが、そういう状況でも、シーズンに向けた準備は明確に考えていたはずだ」と語った。
打者専念で臨んだWBCでは14日のベネズエラ戦で敗れ、翌日に米フロリダ州マイアミからアリゾナ州のキャンプ地へ移動。16日からチームに合流した。仮に決勝まで戦っていれば、18日に登板することは極めて難しい状況だった。急きょ実戦調整のチャンスが訪れ、ロバーツ監督によれば大谷本人の意向でオープン戦の登板が決まったという。
今後は、週明けに米カリフォルニア州アナハイムとロサンゼルスで開催されるエンゼルス3連戦のいずれかに登板し、本拠地での開幕2カード目、ガーディアンズ3連戦で先発する見込み。登板間の日程を考慮すると理にかなった予想についてロバーツ監督は「可能性はあるね。いい推測だね」と、ニヤリ笑った。
オープン戦ならではだが、18日のジャイアンツ戦は投手専念となり、打者では20日のパドレス戦から出場する予定だ。WBC出場で日米を行き来し、短期間で米国南西のフロリダ州マイアミから再びアリゾナ州へ戻る長距離移動に加え、過密日程の連戦による体への負担も考慮したとみられる。一方で、当日はデーゲームで気温40度近くになる予報。酷暑が続く中でも、フルシーズンの二刀流で開幕へ、万全の状態を整える。



