ドジャースが開幕から2試合連続で王者の強さを見せつけた。「1番DH」で出場した大谷翔平投手(31)は3打数無安打に終わったが、勝敗を分けた場面でチーム打撃に徹した。4-4の8回無死二塁、高めの速球を引っ張って二ゴロとし、1死三塁のチャンスを作った。続く新戦力のカイル・タッカー外野手(29)が右前打を放ち、これが決勝適時打となった。
9回は新守護神エドウィン・ディアス投手(32)が最終回を締め、移籍後初セーブ。前日は逆転勝ちで快勝し、盤石の戦い方で開幕2連勝を飾った。ロバーツ監督は「ショウヘイが(二塁走者を)三塁に進めたのも大きかった。自分を犠牲にして、1死で三塁の走者を置く形を作った。そしてタッカーがいい打席を送って、オフに補強した2選手(タッカーとディアス)も、今夜は大きな仕事をしてくれた」と、各選手の働きをたたえた。
試合前には、チャンピオンリング贈呈セレモニーが行われた。5万人を超えるファンが集まる中、昨季のワールドシリーズを振り返るVTRが電光掲示板で流れ、主力選手らがコメント。「2連覇して3連覇する機会はなかなかないですし、精いっぱい頑張りたい」と意気込みを語った大谷は、記念リングについて「左手の薬指以外で、どこでもつける準備ができています」と笑顔。新たなリングを受け取ると、右手の中指にはめてポーズをとった。
開幕から2試合ノーアーチとなったが、新2番のタッカーら新戦力もかみ合って2連勝。3連覇へ向けて好スタートを切った。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)



