日本ハム大谷翔平投手(20)が、好調打線の「黒子」になる。6日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で休日返上で打撃練習。野手で先発出場が予定される今日7日からの2位西武との2連戦(東京ドーム)へ向けて調整した。気負いはない。「前後に、いい打者がいる。チャンスメークできたら得点が入る確率が上がる」と断言。開幕直後の「首位攻防戦」へ向け、つなぎ役に徹する考えを明かした。

 抜かりなく、準備を整えた。約20分間、打撃マシンを相手に打ち込んだ。今日は5試合ぶりに野手でスタメン出場が濃厚。ラインアップに加わる打線は、開幕から好調を維持している。チーム打率は2割6分8厘でリーグ3位ながら、9試合で51得点。1試合平均で5・7点の得点力は12球団NO・1だ。「とにかく出塁して(次の打者に)回したい」。塁上を賑わせば、きっと誰かが打って返してくれるはず-。頭の中も気楽にシンプルな思考に整えた。

 視線は次回登板にも向いている。西武2連戦後は、11日からソフトバンク2連戦(11日=鹿児島、12日=熊本)が控える。自身は中7日で12日に今季3度目の先発登板が濃厚。「調子がいいのは(2位の)西武も同じ。勝てば波に乗れる。しっかり勝っていければ」と、見据える。今、最も活発な打線の中で派手な活躍はいらない。しぶくバットで貢献し、5連勝中で単独首位に立つチームの勢いを、さらに加速させる。【木下大輔】