ゴメスよ、マートンよ。甲子園で目覚めろ-。阪神は今日7日、球団創設80周年メモリアルイヤーの甲子園開幕戦(対DeNA)を迎える。開幕から9試合で貯金1の2位だが、チーム打率2割2分3厘はリーグ最低。和田豊監督(52)は打線の中心となるゴメス、マートンの最強助っ人コンビが打てば、解決すると自信を示した。「GM砲」も相性のいい本拠地&DeNA戦での復活へ意欲を見せた。

 猛虎にとって真のスタートラインだ。高校球児の聖地から虎の本拠地へ。甲子園での開幕がやってきた。9試合で貯金1(5勝4敗)の2位。決して悪くない数字だが、神宮でのヤクルト戦、東京ドームでの巨人戦と2カード連続で負け越した。その中で気がかりなのはリーグ最低打率の打線。5日の巨人戦では新人高木勇に0封負けを喫した。

 和田監督 選手自身もシーズンの軌道に乗っていないところがある。特に(打線の)中心というかね。そのへんが状態を上げてこないと。そこが上がってくると、みんなが「そこに回そう回そう回そう」とね。それが打線だと思うから。今は個々の状態を上げていっている時期だから。

 指揮官が指摘したように打線の中では4番ゴメスが2割4分2厘の4打点、5番マートンも2割2分9厘の5打点と決して本調子とは言えない状態だ。昨季の打点王と首位打者の前にいかに走者を置いて得点するかをテーマとしてきた猛虎打線にとっては、2人が打たなければ、そもそも打線が機能しない。ただ、甲子園開幕とともにこの憂鬱も解消されるはずだ。昨季甲子園での打率が3割2分5厘のマートンは、こう宣言した。

 マートン 甲子園、メッチャ相性イイネ。ボールガ見ヤスイ、ムッチャ、スッキリ。ガンバリマス。

 また、今日7日のDeNA先発井納に対して、打率3割3分3厘と打ち込んだゴメスも、聖地での戦いにこれまでとは違う意気込みを示した。

 ゴメス 今年初めての甲子園なので、初戦をまず勝ちたいと思います。

 鳥谷、上本、西岡。出塁率が高く、機動力とつなぎの1、2、3番を組んだのはあくまで主砲コンビへの信頼があってこそ。指揮官はあらためて、それを強調した。

 和田監督 やることはやっている。間違いなく上がってくるしね。その時期がいつなのか。こっちも我慢しないといけないところだけど。何もしないで今の状態じゃないからね。

 ウオーミングアップはそろそろ終わり。甲子園での1週間を開幕ダッシュの合図にしたい。指揮官の口調からは、そんな思いがにじんでいた。【鈴木忠平】

 ◆ゴメスの14年DeNA戦成績 DeNA戦の対戦打率2割6分1厘は、セ・リーグ球団相手では広島戦(2割3分1厘)に次いで悪い。だが、今日7日先発の井納には15打数5安打(打率3割3分3厘)、8日先発予想のモスコーソには14打数5安打1本塁打(3割5分7厘)。高崎には打率2割5分だったが、4打数1安打と対戦が少なかった。

 ◆マートンの14年DeNA戦成績 巨人戦(2割8分9厘)以外、セ球団相手には軒並み打率3割以上をマーク。DeNA戦でも打率3割4分4厘をマークした。今日7日先発の井納には15打数4安打(打率2割6分7厘)と苦戦したが、8日先発予想のモスコーソには13打数6安打(4割6分2厘)。高崎には5打数2安打(打率4割)と好相性だった。