阪神福留孝介外野手(37)が「黒田キラー」を再襲名した。1点を追う2回1死、フルカウントから黒田の内寄りツーシームを軸回転で振り抜いた。高々と上がった打球は浜風とは逆の風にも後押しされ、右翼ポール際にスタンドインした。

 試合中には広報を通じて「黒田選手はいいピッチャーなので、ストライクゾーンに来たら積極的に打ちにいこうという思いで打席に入りました。今日はたまたま、いつもとは違うライト方向への風があったので、なんとかスタンドまで届いてくれました」とコメント。4点を追う6回1死一、二塁でも再びツーシームにしぶとく食らいつき、右前適時打を放った。

 黒田は中日時代には112打数37安打、打率3割3分と好相性を誇った相手。左打者の内角からストライクゾーンに入ってくる「フロントドア」を早速打ち、対黒田の戦いに限れば好スタートを切った。

 ▼福留は黒田から、中日在籍の06年4月22日(米子)以来となる通算5本目の本塁打。これで日本球界での通算対戦成績は115打数39安打、3割3分9厘、15打点と好相性。なおメジャーでは、08、11年に対戦。ポストシーズン試合含め、10打数4安打で打率4割(打点、本塁打なし)とやはり得意にしていた。