日本ハムのドラフト1位有原航平投手(22)が、本拠地・札幌ドームで行われる15日オリックス戦でプロデビューすることが6日、決定的となった。この日、イースタン・リーグ西武戦に先発。プロ最長7回を投げ6安打1失点、8三振の快投。球団のスピードガンでプロ最速152キロを計測するなど、順調な仕上がりを披露した。「だいぶスピードが出てきたので、自分の中でも状態が上がってきているなと感じた」。本領発揮へ、手応えをかみしめた。
異質な貫禄を放った。1点ビハインドの6回2死三塁。82球目に、底力を見せた。外崎への初球は西武のスピードガンで150キロ。2球目は151キロをマークした。最後はこの日2度目の152キロで空を切った。「狙って取った三振はない。(6回は)ちょっと力が入ったので、そこは取れて良かった」。球数96球の内、15球で150キロ台をたたき出した。西武の潮崎2軍監督が「変化球も操れるし、打つ方からしたら難しい」と話したように、1軍クラスの能力を見せた。
晴れ舞台が整った。当初は14日西武戦(札幌ドーム)の予定で、栗山監督ら首脳陣がデビュー戦を意図して調整していた。その後、同戦にコンディション不良で一時的に先発ローテーションから外れているエース格の大谷を組み込むことが濃厚になり再度、日程を見直し。栗山監督は「何となく、この辺で投げるというのはある」に留めたが、1日スライドする形で「5・15」が内定した。
有原は「その時が来るまで、しっかり調整したい」と待望の一戦は、迫っている。【田中彩友美】



