「雨のちゴメス」の爆発予報だ! 阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が12日、ヤクルト戦の中止を受けて神宮の室内練習場で調整した。1つも勝てなかった直前の広島3連戦では、11打数無安打5三振と空回り。オマリー打撃コーチ補佐らと念入りに打撃を確認すると、引き揚げ際には復調宣言が飛び出した。
ゴメス 気分転換できたよ。いつもどおり、勝つために一生懸命やるさ。
実はこれまで、リフレッシュをことごとくいい結果につなげてきた。1年目の昨季から、試合の中止はこの日を合わせて計7度。直後にあった過去5試合では、17打数9安打2本塁打6打点、打率5割2分9厘の好成績を残した。その中でも昨年8月2、3日の中止が明けた5日ヤクルト戦が輝く。神宮で4打数3安打1本塁打2打点の大爆発。チームの20得点大勝を導いた。今季も4打数2安打と雨上がりの好調ぶりは文句なし。勝敗の命運を背負う立場だけに、期待はどんどん膨らんでいく。
不振の最大の原因は、ストライクボールの見極めだった。和田監督が「基本的なところをチェックして、もう1回やるしかない」と話していた通り、ゴメスは言葉を発することなく打撃投手の球を打ち込んだ。
緊迫感のある練習で準備は万端。今季は水曜日に22打数10安打4打点、打率4割5分5厘を残している好データもある。台風によって再設定された連敗脱出の舞台。ゴメスが打つ条件はそろっている。【松本航】



