日本ハムのドラフト1位、有原航平投手(22)がプロ初登板初先発で初勝利を挙げた。昨年のドラフト会議では4球団が競合した最速156キロの大型右腕の1軍デビュー戦は、6回4安打2失点。味方打線が6回に逆転に成功すると、ベンチで見守っていた有原も立ち上がって両手を突き出し、笑顔でガッツポーズした。「やっぱり緊張しましたね。ストライクが入らない、ということはありませんでしたが、立ち上がりは思ったところになかなか投げられなかった。ただ、野手の方々がいろいろと声をかけてくださったので、2回以降は落ち着いていけました。(6回に)すごい攻撃で逆転してもらって素直にうれしかったし、本当に感謝です」と振り返った。
1回、プロでの第1球は外角高めへの147キロ直球でボールだった。先頭の糸井は遊ゴロも2番西野は四球。3番中島に右前に運ばれ1死一、三塁とされると、4番カラバイヨに先制の右前適時打を許した。後続は断ち、1失点スタート。最速は西野への4球目に151キロを記録した。
2回は7番駿太から空振り三振でプロ初奪三振をマーク。2死後、9番山崎勝へは抜けたフォークが左上腕部付近を直撃。プロ初死球となったが、当てられた山崎勝が激高。有原へ怒声を浴びせた。乱闘には発展しなかったが、不穏な空気の中で続く1番糸井を中飛に抑え、初めて無失点で切り抜けた。
3回は2番からの上位打線も西野を遊ゴロ、中島を中飛、カラバイヨを二ゴロ。初めて3者凡退に抑えた。4回は2死から7番駿太に内野安打を許したが無失点。5回は糸井を空振り三振、西野を見逃し三振など、この日2度目の3者凡退で先発の責任投球回を投げ終えた。
6回はプロ初被本塁打を喫した。カラバイヨに126キロのスライダーを左中間スタンドへ運ばれた。7号ソロを浴び、2失点目も続くT-岡田とブランコを打ち取り、球数は100球でお役御免となった。



