高校球児に戻って首位を奪う。DeNA中畑清監督(61)は25日、26日から甲子園で行われる阪神との首位攻防3連戦に向け、夕方の新幹線で大阪入りした。阪神とは1ゲーム差の3位。巨人の勝敗も絡むが、奪首をかけた戦いとなる。「これだけダンゴ状態だと5割が目標ではない。1戦1戦目の前の試合を勝っていくしかない」と、決意を新たにした。場所が甲子園だけに、まさに高校野球と同じく、一戦必勝のトーナメント戦の気構えで臨む。「そう。高校球児のような精神状態でいけばいい」と話した。

 縁起はいい。4月7日からの甲子園3連戦は全勝した。2戦目に中日と同率首位に並び、3戦目で単独首位に立った。「流れとしてはいいものがあるかもしれないが、今回は厳しい戦いになる。向こうは勢いがある。打線に元気がある」と、油断はもちろんしていない。

 対策もある。関根を昇格させる。土のグラウンドは守りが重要だからだ。特に中堅と遊撃がカギを握るとみる。「関根と倉本が考えやすいと思う」と布陣の構想を練る。序盤は打線による逆転勝ちで勢いをつけたが、これからは守りを加えたバランスで再浮上を目指す。【矢後洋一】