ソフトバンク武田翔太投手(22)が四球で崩れ、チームの連勝は3でストップした。3回、簡単に2死を奪ったあとだった。
1、2番に連打を浴び、田中は四球で満塁に。4番中田は帯広ではめっぽう強く、試合前までに通算打率4割5分7厘。「向かっていくしかない」と勝負にいき、4球で追い込んだまでは良かったが、得意のカーブが決まらない。直球も甘くなり、ファウルで6球粘られた(ボール1球を挟む)。最高気温34・0度。平日デーゲームの根比べは、12球目の直球がワンバウンドして武田の負け。押し出し四球で先制点。続く近藤にも押し出しで2点目を失った。
「最悪。申し訳ない。変化球が入らなかった。連続押し出しは多分、今までない」。2年前の13年5月5日ロッテ戦で押し出しの経験はあるが、連続は人生初という。
それでも、工藤監督は「何とかしたい気持ちが四球になったんじゃないか」と、武田を責めなかった。5回2/3を3失点と試合はつくった。2位日本ハムに2・5差に迫られたものの、工藤監督は「自分たちがやらなければいけないことはやっている」。7月は2試合連続で敗戦となった武田も、やらなければいけないことを自覚している。3勝0敗で月間MVPを獲得した6月の勢いを取り戻すため「同じミスをしないように」と、後半戦に向けてフォームのズレなどを見直すことを誓った。
悔しい4敗目を喫した武田だが、重圧のかかる終盤戦で、教訓を生かせばいい。【石橋隆雄】



