巨人が今季10度目の完封負けを喫した。好機は、中日先発の浜田達から3四球でもらった6回1死満塁。投手は山井に交代し、代打の阿部が初球を二ゴロ併殺打とした。その裏に先発高木勇が3失点も、原辰徳監督(57)は「ナイスピッチング」と先発を責めず。「明日につながるゲームを、我々も考えなくては。う~ん。もう少し、やらにゃいかん。やらなくてはいけない」と、胸の内を言葉のトーンにもにじませ、ゆっくりと吐き出した。
阿部は、6番村田の代打だった。「投手の左右」という交代セオリーの前に、村田の打席内容は悪すぎた。4回2死二塁の第2打席。3ボールから、ワンバウンドの126キロスライダーを空振りした。次球の外角直球に対しては、合わせにいった軽いスイング。二ゴロに倒れた。「チャンスは、そうないと思っていた。(3ボールで)待て、のサインが出ていなかった。真っすぐが来たら思い切って、と思っていた。練習ではいい形で打てている。試合に持っていけたら」と話した。
イメージと実際に来た球種が合っていない。力強く振れない。何より、ファウルゾーンが広く、守備のミスが好機に直結するナゴヤドームで、全力疾走していない。原監督は「引きずることはない。いくぜ!」と元気に結んだ。届くか。【宮下敬至】



