鬼門打ち破れ! 広島が敗れて借金5。3安打1得点に終わり、緒方孝市監督(46)は1巡目から集中力を持って打席に立つよう打線に発奮を求めた。中継ぎ陣も8回にそろって崩れるなど大敗。これで今季ナゴヤドームでの成績は1勝7敗。水曜日は6勝13敗など“悪条件”がそろってしまった。まず今日勝って流れを変えたい。
呪縛はまとめて解き放ちたい。広島打線は中日バルデスにシュート回転する球でもてあそばれ、わずか3安打1得点。先制点を奪えば阪神の46勝に続き、セ・リーグでは巨人と並び2位の39勝を誇る。だが名古屋では自慢の“逃げ切り力”を発揮する展開に持ち込めない。緒方監督は攻撃陣に奮起を促した。
「うちのペースに持ち込めていない。序盤にリードする形に持ち込みたい。1巡目からもっともっと集中していかないといけない」
打線を組み替え、約2年ぶりに3番に座った新井が6回に1点差に迫る適時打。だがそれ以外は見せ場もなかった。頼みの綱だった投手陣も、8回にセットアッパー大瀬良がついに捕まるなど打ち込まれた。これでナゴヤドームでは4連敗。今季成績は1勝7敗となった。投手陣は防御率3・05と踏ん張りは見せるが、攻撃陣が打率1割6分4厘。8試合で11得点しかできず名古屋の呪縛にかかったまま。最下位の中日に通算6勝11敗と借金が5もある。
負のデータは重なるもので、水曜日はこれで4連敗、通算6勝13敗となった。先発5、6番手が登板する機会が多かった影響もあるが、前田と並ぶ勝ち頭のジョンソンでも敗れた。名古屋、中日、水曜日…。まずは今日20日に勝って、流れを変えたい。緒方監督も最後、自らに言い聞かせるように言葉を発した。
「とにかく一戦一戦なのでね。また明日。しっかり戦っていきます」
ナゴヤドームでは残り3試合、水曜日は残り4試合ある。妙なデータはいち早く取っ払いたい。借金5で3位ヤクルトとは3ゲーム差だが、前を向くしかない。まずは今日、約1カ月ぶりの先発ですっきりした野村が流れを持ってくる。【池本泰尚】



