広島黒田博樹投手(40)は勝利に導けなかった自分を責めた。本調子でない中、6回3失点と粘りながらも打線の援護なく7敗目。12連戦の初戦を落とし、チームの連勝は5で止まった。「この時期は結果がすべて。状態はあまり良くなかった。もう少し粘り強く投げたかった。個人どうのこうのではなく、チームが勝つことが大事」。148回1/3で規定投球回到達にも、クオリティースタート達成にも、全く興味を示さなかった。

 1回無死満塁は無失点に切り抜けた。しかし4回に同点を許し、6回には4連打で2点を勝ち越された。「4回の点の取られ方がもったいなかった」。2死一塁から藤井を2球で追い込みながら、甘く入ったツーシームを痛打された1球を悔いた。「気の抜けた球。気を抜いたわけではないですが…。(投げ急ぎか?)結果的にそうですね」。表情は厳しかった。

 打線はこれで24試合連続で1桁安打。緒方監督は「チャンスは作ったが、1回の1点だけでは、投手はしんどい」とかばった。中日に3年ぶりの負け越しを喫し、開幕カード以来の貯金はならなかった。今日敗れれば自力優勝消滅も…。これ以上、下位に取りこぼしはできない。【前原淳】