唇をかんだ。広島前田健太投手(27)がまさかの乱調で5回途中KO。3回まで1安打無失点も、4回2死から急変。中日平田の右前打を皮切りに連続四球から満塁とされ、藤井に右前2点打、杉山には左前適時打を浴びた。5回には自らの失策が絡み、3連打も浴びて降板。4回0/3を投げ8安打、今季ワーストの7失点降板に「点のとられ方が悪い。大事なところを任されているので、投げる試合は勝たないといけなかった。申し訳ない」とうなだれた。

 緒方監督も「痛いね。勝負どころで球が浮いてしまっていた」と悔しがった。前日18日の12連戦初戦を黒田で落とし、さらに前田で想定外の連敗。だが、幸いにも自力優勝の消滅は免れた。これで今季1勝10敗と散々だったナゴヤドームでの試合は終了。風が吹いてくると信じ、今日20日から本拠地に戻る。【池本泰尚】