広島の自力優勝が消滅した。先発戸田隆矢投手(22)が序盤から失点を重ね、打線は凡打を繰り返した。14年ぶり優勝へ突き進むヤクルトに完敗し、24年ぶり優勝が遠くかすむ。一時は完済した借金も3となり、首位まで5・5ゲーム差と離された。
ヤクルトのベテラン石川に、広島は先発に22歳戸田をぶつけた。精彩を欠いた戸田は4回4失点。試合前から苦戦は予想されたが、求められた打線の援護もなかった。19日まで25試合連続1桁安打にとどまった打線は、この日も低調。1回1死一塁で新井が遊ゴロ併殺。2回にエルドレッドがソロ。9回に守護神バーネットから1点を返したのも遅すぎる反撃だった。
勝負の12連戦は阪神と同じく1勝4敗スタート。自力優勝の消滅に緒方孝市監督(46)は「負けたらそういう風になるのは分かっていた。負けられない戦いをずっと続けてきたから」。4打数無安打の新井は「いいところに投げられたからとかではない。打たないといけないわけだから」と懸命に前を向いた。



