立命大が2季連続36度目(旧リーグを含む)のリーグ制覇を果たした。優勝を争った関大に連勝し、8勝1敗で勝ち点4を挙げて最終節を待たずに頂点へ。初回に古川昂樹主将(4年=立命館宇治)の適時打で先制し、3回に追加点。西川大地投手(同=高知)が4安打完封した。立命大は7年ぶりの明治神宮野球大会出場を目指し、31日開幕の関西地区大学選手権に出場する。
胴上げもない、静かな優勝だった。歓喜の情景は、完封バッテリーにナインが駆け寄った瞬間だけ。「まだ通過点。(初戦敗退の)大学選手権の忘れ物を取りに行かなければと思っていますから」。古川主将は先を見据えていた。
全国への再挑戦を目指し、走塁に得点力の活路を求めた。3回2死満塁では山足達也内野手(4年=大阪桐蔭)がワンバウンド投球が一塁側にそれたスキにホームへ。プロ注目の内野手は50メートル5秒8の足で2点目を奪った。「2死二塁ならヒットで必ずかえる。常に次の塁を狙うことを徹底してきました」と明かした。
桜井俊貴(4年=北須磨)、西川大は秋も安定。ドラフト候補の桜井は前日14日の14回1失点完投で、外れ1位を含めた最上位候補に浮上。「投手がしっかりして軸もしっかりして。勝つべくして勝てました」。後藤昇監督(54)が全幅の信頼を置いた強さだった。【堀まどか】



