阪神金本知憲新監督(47)が明日28日の練習から「盗塁・走塁練習」を行うと明かした。投手、捕手も参加し、一塁走者が盗塁を仕掛け、二塁走者が本塁生還を目指すもので、現役時代は広島で取り組んでいた。今季、両リーグ最少のチーム48盗塁にとどまった現状を打破するため、先の塁を狙う意識を浸透させる。

 秋季練習の様子をチェックしながら、金本新監督はどっしりと一塁側ベンチに腰掛ける。打順の質問が出た。だが自ら走塁のことを語り出した。「西岡と福留の走塁は天下一品や。『何かやってやろう』とか『どうにか行ったろう』というのが見える」。元大リーガー2人をたたえるが、阪神ナインの走塁には手厳しい。「ホームに絶対かえるぞという姿勢があまり見えなかった」。機動力不足を解消すべく、明日28日の秋季練習から11月の安芸キャンプまで継続し、赤ヘルのお家芸を注入する。

 「打席での強振」、「早いカウントでの攻撃的速攻」に続く「金本イズム」の第3弾。28日から3日間、秋季練習では異例の「2部練習」も敢行する。午前中に守備・走塁を行い、ランチを挟んで打撃に明け暮れる。「猛練習」も金本阪神のトレードマークになるだろう。現役時代の金本監督さながらの闘志あふれる走りを追求する。