広島鈴木誠が内川に弟子入り志願「勉強したい」

 安打製造機に弟子志願だ! 広島鈴木誠也外野手(21)が、ソフトバンク内川との合同トレ実現を願った。秋季キャンプ初の休日だった5日も休むことなく、マシン打撃で約200球打ち込んだ。今オフの夢タッグは、内川と交流のある小窪を介して調整中。レギュラー定着を狙う4年目へ、貪欲に突き進む。

 無人のメーングラウンド右翼後方にある屋内練習場から打球音が漏れ聞こえた。30分以上打ち込んだ鈴木誠は、額に汗を流しながら充実の表情を浮かべた。初日から振り込み、両手はマメだらけ。下半身も張っている。それでも休日を返上し、バットを握った。レギュラー奪取、そして打率3割へ。向上心が練習へと駆り立てる。来年1月には、ソフトバンク内川に弟子入りする計画を明かした。

 「内川さんと一緒にやってみたい。バットを素手で振り込む練習をされると聞いている。同じ右打者なので勉強したい」

 昨季は36試合で打率3割4分4厘。今季は1年通して1軍でプレーした。鈴木誠は「ずっと自分の形を見つけられなかった」と首をひねるが、それでも打率は2割7分5厘を残した。さらに進化するために、昨年まで7年連続打率3割の安打製造機のエキスを間近で吸収したい。現在は、チームメートの小窪を介して、実現に向け調整中だ。

 より多くを吸収するためにも、まずは秋季キャンプで自分の形を見つけたい。秋季キャンプ第1クールの紅白戦3試合は5打数無安打に終わった。修正点はテークバックの際、左肩が内側に入り込むことだった。「昨季のいいときに何を意識していたのか思い出した」。元ヤンキース松井のように顔の位置を固定することで肩のひねりを抑えられる。この日、打ち込んだ200球で「いい感触をつかめた」と、復調の兆しが見えた。目指す高みへ、1歩ずつでも前進していく。【前原淳】

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