主砲の打順も大シャッフル!? 日本ハム栗山英樹監督(54)が12日、中田の打順適性を再考する考えを明かした。2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で若手への講義に参加後「(中田)翔の前後は誰がいいのか。もう1回、打順も練り直す」と話した。12年の監督就任以降、故障離脱以外は一貫して4番を任せてきた。来季も「4番を打ってほしい」というのが大前提。打線の得点力アップをもくろむ一環として、中田の“置きどころ”を模索する考えだ。

 日の丸を付けて躍動する姿に、理想型の1つがある。開催中の国際大会「プレミア12」で中田は侍ジャパン打線の6番に据えられている。前日11日の1次ラウンド・メキシコ戦では逆転2ランにサヨナラ打など3安打5打点の大活躍を見せた。「(活躍は)フツー。でも、本当に翔が6番を打てるチームは強いよね」。4番は西武中村に譲り、DeNA筒香とソフトバンク松田が前後に並ぶ豪華な布陣。栗山監督はテレビ観戦しながら、ノビノビと実力を発揮して存在感を放つ主砲に目を細めていた。

 今季は3番で開幕した陽岱鋼が2度の故障離脱。5番も近藤が定着するまで時間がかかった。不動の4番は相手投手からマークが厳しくなることもあった。栗山監督は「来年は勝つために選手を使う。勝てる確率が高いのであれば、翔の1番だってあるかも」と、思考を巡らす。覇権奪回へ向けた飽くなき探求心。本命は「4番中田」だが、オフの間に最善策を練り尽くしていく。【木下大輔】