【台中(台湾)17日=梶本長之】台湾ウインターリーグを視察中の阪神掛布雅之2軍監督(60)が、巨人堤GMに3軍制について直撃取材した。同じく視察目的だった同GMと当地の試合会場で対面。予定にはなかったが、チャンスを逃さずに宿敵の育成スタンスを聞き出した。「環境的には整っていないみたいだけどスタートすると言っていた。来年は90試合くらい回すらしいし、来年1年で設備も含めた環境を整えていくようだ」。
鳴尾浜改革の1つの案に挙がっている3軍構想。11月10日には鳴尾浜に訪れた坂井オーナーと3軍構想についての話し合いを行っていた。実現には手狭になる施設や資金面など障壁もあるが、その問題を後回しにしてでも3軍設立を進める巨人の姿勢に共感した。
「阪神もそういう環境が整えば越したことはないけど、それを巨人は先にやってクリアしていくんだろうな。合宿所ぎっちぎちみたいだけどそこもクリアして」と決断の早さにうなった。年明けにはオーナーと金本監督を交えた食事会を行い今回聞き出した情報を報告する予定だ。
また、視察したウインターリーグの改革案も披露。「セ・パ両リーグ、1チームずつ作って参加したらいいのになと思う」。観客動員に苦戦するため、来年以降にリーグが開催されれば、日本からツアーを組んでファンと台湾を訪れるプランも語った。



