東京ドームよ、どんと来い! 阪神藤浪晋太郎投手(21)が25日、サンテレビ「熱血!タイガース党」に生出演した。V逸した今季は味方打線の援護、相手投手との兼ね合いも影響し、東京ドームの巨人戦で4戦4敗と苦しんだが、あらためて「投げやすい」ときっぱり。来季の苦手イメージ払拭(ふっしょく)に自信をのぞかせた。
クリスマスの夜、藤浪サンタが虎党の子供たちに力強い言葉をプレゼントした。
藤浪 自分では相性が悪いとは思っていないし、東京ドームは投げやすいと思っているので。
今季も東京ドームの巨人戦ではなぜか勝ちに恵まれなかった。好投すれば、菅野ら相手投手も好投。そんなケースが目立ち、4戦4敗の防御率3・94と藤浪らしくない数字が並んだ。ただ、4試合で2完投も記録。シーズン中から常々口にしていた通り、東京ドームに苦手意識は一切ない。
藤浪 ジャイアンツ戦は負けてはいるけど、そこまで防御率は悪くないと思う。そこは運かな、とも思います。(来季は)勝てるピッチングがしたい。リードもしくは同点の状態で渡せば負けはつかない。
14年シーズンも東京ドームでは2戦2敗、防御率4・50。どうしても周囲はデータで相性を推し量りがちだが、若き大黒柱は冷静だ。実際、甲子園も含めれば、今季巨人戦は8戦2勝4敗ながら4完投(2完封)で防御率2・48。巨人打線とは互角以上の戦いを演じている。
藤浪 単発のホームランが命取りになる。基本の配球は変わらないですけど、1発がある打者には打球を上げさせないように多少意識したりはします。
舞台が狭いドーム球場だからといって、軸となる投球スタイルは大幅に変えるつもりはない。
藤浪 勝っている状態で(救援陣に)回したい。それしかないんじゃないですかね。
歯車がかみ合えば、一気に好相性に転じられる潜在能力の持ち主。16年、「東京ドームキラー藤浪」が誕生している可能性は大いにある。【佐井陽介】
▼藤浪は東京ドームで通算7試合に登板し、1勝6敗。巨人戦プロ初登板となった13年8月4日に6回無失点の好投で勝利投手となったが、現在これが最初で最後の東京ドーム白星。以後6試合ですべて敗戦投手となっている。なお、東京ドームでの昨年10月15日のCSファイナルステージ第1戦では、巨人を7回1失点に抑え、勝利投手となっている。



