阪神で今季まで監督を務め、新たにオーナー付シニア・アドバイザー(SA)に就いた和田豊氏(53)の“初仕事”は他球団キャンプ行脚になることが25日、分かった。球団首脳は「和田さんには、やりたいことをやってもらえればいいと考えている」と説明する。
基本的にはSAとして坂井オーナーをサポートするが、今オフにユニホームを脱ぐまで31年間、阪神の現場で培った眼力をフルに生かすつもりだ。01年に現役引退以降も、そのまま指導者になったため、2月に他球団キャンプを視察するのは初めて。開幕前から、敵の戦力チェックなどに「和田の目」を光らせる。
球団から12月1日付の人事でSA就任が正式発表され、22日には球団を訪問していたという。来季の業務についても打ち合わせをしたとみられる。これまで四藤球団社長も「オーナーにいろいろアドバイスや情報提供をしていただく。本人は球団の役に立ちたい意向も、持っていました」と説明。基本的に戦力編成には携わらない方向だが、現場一筋の知恵を生かさない手はない。今後は米大リーグ視察なども検討しながら、和田SAが活躍の場を広げそうだ。




