巨人高橋由伸監督(40)が2日、「開幕投手3カ条」を掲げた。3月25日のヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)の先発投手を決める条件として、「シーズンの成績」「オープン戦の内容」「将来への期待」を提示。「(15年の)成績が良かったことは大事。ずっと中心でやってほしい願いもある。オープン戦でも成績をそれなりに残してくれないと」と話した。

 現時点で最も条件に近いのが菅野だ。高橋監督は「横一線でないのは事実」と断言し、「成績からいってもそうだし、僕が期待している部分でもそう。菅野も、文句なしという状態でやってくれたら一番いい」。全条件クリアに最も近く、上原(現レッドソックス)以来となる3年連続開幕投手が有力になっている。

 エース道を歩ませたい思いも強い。昨年10月の就任会見で中心選手を担ってほしい選手として菅野を挙げた。「援護ができなかった不運もあったが、その中でも貯金を1つでも多く作ってくれる投手、エースになってもらいたい」。その思いに応えようと、菅野は12月中旬から米ハワイで自主トレを敢行する。高橋監督は「迷うぐらい(候補者が)いてくれればうれしい」と話したが、本心は違う。求めるのは、迷う必要のない、絶対的な菅野だ。【浜本卓也】