金本軍団はやんちゃOK! 阪神金本知憲監督(47)は9日、藤浪とのファイテン社主催のトークショーで虎戦士に「やんちゃ」を求めた。マイクを握り、壇上で不敵に笑った。プロ野球界のスーパースターは考え方も型破りだった。

 「むちゃするくらいでないと豪快なプレーをやってくれそうにない。選手にやんちゃを求めるなら、僕もやんちゃにならないといけない。チームのためにね」

 11月のファン感謝デー。あいさつした際にも、新戦力の台頭をこう表現していた。「来年、とんでもない成績を残してくれそうな選手、何か革命を起こしてくれそうな選手が必ず出てきてくれることを祈っています」。指揮官が望むのは、スケールの大きな選手の登場だ。よく野球をし、よく遊べ。これが現役時代のモットーだった。だから、少々の失敗にも目をつむる。門限に遅れても、大目に見る。

 「あまり真面目すぎてもね。グラウンドでバーッとやるんだから、節度あるやんちゃね。たまにはね。ついつい、やらかしてしまったとか、飲み過ぎて寝坊してしまったとか経験者は語るよ。俺もあるんやから。けじめさえあれば、いいんじゃない?」

 若かりし頃、寮の部屋は2階だった。夜、マネジャーの車によじ登って屋根伝いに自室に戻った武勇伝もある。「それくらい必死に遊んでました」。指揮官になっても、自ら率先して豪快に生きる。近鉄などを率いた仰木監督は酒豪ぶりで数々の伝説を残した。虎の新監督も堂々とやんちゃ宣言。荒ぶる猛虎へと「超変革」させる。【酒井俊作】