「田中の部屋」で悩みが消えた。楽天の新人9選手が22日、コボスタ宮城でヤンキース田中と初対面。約30分で1人1問ずつ質問をぶつけ、トッププレーヤーの考え方を学ぶ機会を得た。ドラフト1位のオコエ瑠偉外野手(18=関東第一)は、今最も気になっている悩みを打ち明けた。
オコエ 毎日、たくさんのファンレターをいただきます。返事をしたいんですが、なかなか時間を取れません。田中さんはどのようにしていたんですか?
答えは明快だった。
田中 時間のある時は可能な限り返していたけど、プロ野球選手なので、まずはプレーに集中できる環境をつくった方がいい。野球をする時間が一番大事。
対面を終えたオコエは、吹っ切れた表情で考えを整理した。「自分はプロ野球選手で、今は1秒1秒が大事。ファンの方々を喜ばせるためにも、まず活躍することを考えたいと思いました」。寮の部屋にある、げた箱サイズのロッカーには、ファンからの手紙を全て大切に保管している。応援に応えるためにも、今は結果を求める。「田中さんは対応する大切さも伝えてくださった。自分もプロのレベルに早く対応したい」。全力プレーをファンへの返事にする。【松本岳志】



