【ピオリア(米アリゾナ州)15日(日本時間16日)=本間翼、木下大輔】日本ハム大谷翔平投手(21)の「二刀流」が、さらに進化する可能性が出てきた。この日、同地での1次キャンプを終了し、チームは帰国の途に就いた。昨季リーグ3冠に輝いた「投」に加え、今キャンプは打撃も好調。栗山英樹監督(54)は打者出場を増やす考えを示唆した。
全30球団のスカウトが視察した10日の登板では最速157キロをマークし、2回4奪三振無失点。バットでは12打数6安打と状態をキープ。大谷は「点数をつけるのはアレですけど…100点でいいんじゃないかと思う。いい環境で野球ができました」。この日は、近くで自主トレをするマリナーズ岩隈、ドジャース前田とも顔を合わせた。すべての経験が、貴重な財産になった。
栗山監督も新たな可能性を模索しはじめた。「もう少し、別枠で打者としての練習を設けてあげた方がいいのかもしれない」。昨季までは基本的に登板前後2日間は野手出場をさせず、投手に専念させる「ルール」をつくっていた。だが「大学4年生の年。体もできてきている。それ(ルール)を破ってやらせる日があった方がいいのか」。打撃練習増加、出場機会増加で、チームにも本人にもプラスにしていくプランだ。
気温30度近い日が続いたアリゾナだが、幸い疲れは「特にないです」と元気いっぱい。現地で一番使った英語を問われると「サンキューじゃないですか」と笑った。大谷フィーバーは今日17日、勢力を増して日本に再上陸する。



