徹底指導の効果あり! 阪神3年目の陽川尚将内野手(24)が16日、練習試合・楽天戦でまたも1発をぶちかました。金本阪神の対外試合初戦で4番を任されて気合十分。4回表に三塁守備で失策した直後の4回裏だ。先頭で入野から計7球ファウルで粘り、2ボール2ストライクからの10球目、外角直球を左翼にオーバーフェンスさせた。
「その前にエラーもしていたので、なんとか塁に出ようと。何球か多少甘いボールがあって、そこで仕留められなかった。最後に1本出て良かったです」
7回には横山から右前打も記録。金本監督の期待にマルチ安打で応えた。指揮官からは昨秋キャンプで軸回転についてアドバイスをもらい、今キャンプ中も12日に計90分間にも及ぶ熱血指導を受けていた。下半身の使い方、ヘッドの利かせ方…。早速教えをアーチで表現し「言われたことを頭に入れながらやっています。しっかり継続していきたい」と充実感を漂わせた。
11日紅白戦では金本阪神の実戦初アーチも決めている。大砲候補として、順調に結果を積み重ねている。進化を続ければ、首脳陣からの要求はどんどん高くなるものだ。指揮官は「粘ってファウルにした後だから価値がありますね」と褒めた上で「でも欲を言えば、その前のストレートを1発で仕留めてほしかった」と注文も忘れなかった。徐々に期待値が上がっている。うれしい重圧だ。【佐井陽介】



