大物ルーキーに“初カミナリ”だ。阪神2軍安芸キャンプで18日、掛布雅之2軍監督(60)がドラフト1位高山俊外野手(22=明大)にダメ出しした。ランチタイム特打の際にウインドブレーカーを着用して打席に入ろうとした高山に「そんなの脱げ」と身ぶり手ぶりで指令。ユニホーム姿にさせ、練習を見守った。
「9番の背番号を見せないと。お客さんもいる。背番号はある意味、自分の顔だろ。肌感覚も覚えておかないといけない。カッパ着て野球をやることはないんだから。僕らの時は全部ユニホーム。寒いなら仕方ないけどきょうは暖かかったんだしね。去年までマートンがつけてた番号だけど今は高山だっていう印象を与えないと」
こよなく阪神を愛し、帽子の上からサングラスをかけて「TH」マークを隠すこともよしとしない掛布氏だけにユニホーム、背番号へのこだわりは人一倍。将来有望のルーキーに、心構えから説いた形だ。
「9番を自分の番号として見てほしい気持ちはあります。(プロの)責任を持って頑張りたいと思っています」。掛布氏が「あいつは大物だよ」という高山もケロリとした表情で話した。心身ともにプロの域を目指し、明日20日西武戦(安芸)で実戦デビューする。【編集委員・高原寿夫】



