阪神藤浪晋太郎投手(21)が、スーパーチューズデーをつくる。金本知憲監督(47)が「完投能力ある投手」と期待し、火曜日の男に指名した。25日の開幕中日戦(京セラドーム大阪)の先発はメッセンジャーが務め、藤浪は29日ヤクルト戦(神宮)の今季初先発が確定的。5月まで6週連続6連戦になり、救援陣の負担軽減に一肌脱ぐ。
米大統領選を沸かせているトランプ氏にひけを取らない阪神の「スーパーチューズデー」だ。先発4本柱の豊富な陣容をフル活用すべく、金本監督が開幕ローテーションのビジョンを明かした。シーズン序盤戦は藤浪を火曜日に投入する。
「(藤浪を)アタマに行かせたい。完投能力がある投手が、火曜日に投げるのはありがたい。中継ぎが2連休になれば大きいよね」
開幕戦こそ剛腕メッセンジャーに託すが、藤浪の役回りは重要だ。今季初登板は29日ヤクルト戦が決定的。その後も6連戦初戦の火曜日にマウンドに上がる方針だ。開幕直後から5月のゴールデンウイーク後まで、6週連続で6連戦が組まれる。昨季、チームトップの199回を投げたタフネス藤浪が長いイニングを投げれば、救援陣の負担が軽くなる。藤浪が完投して、オフの月曜日から連休になる理想を描く。
ノルマは完投数の増加。金本監督は「本人もそれを望んでいるしね。自分で言っていたからね」と明かす。21歳の藤浪はスタミナ面に絶対的な自信を持つ。「若いから行けます。8、9回を投げても100球を超えても、球威は落ちません」。確かに試合終盤でも球速150キロ台を連発。指揮官も「頼もしいことを言ってくれた」と全幅の信頼を寄せる。昨季の完投7度はリーグトップ。そこからさらに上積みできれば、チームの体力温存につながる。メッセンジャーとのダブルエースで虎党の願いをかなえる。【酒井俊作】



