開幕投手として最終調整を終えた日本ハム大谷翔平投手(21)が、登板から中1日となる今日19日のヤクルト戦(札幌ドーム)に野手で出場する可能性が出てきた。打者としての出場が遠ざかっていることもあり、栗山英樹監督(54)は今日19日を含めヤクルト3連戦を打者の総仕上げの場とさせる考え。開幕投手がこの時期に打席に立つこと、また登板2日後に出場することは異例だが、投打「二刀流」にかける今季の意気込みが伝わってくる。
開幕前最後の登板を終えた大谷だが、まだやるべきことは残っている。栗山監督は登板後2日しかたっていない今日19日ヤクルト戦(札幌ドーム)で、大谷を野手起用することを検討している。「使えるところがあれば使う」。同じく開幕投手を務めた昨年は、オープン戦最終登板後の打者出場はなし。ケガのリスクもつきまとう中で、あえて積極策に踏み切る。今季の「二刀流」への本気度がうかがえる。
17日ソフトバンク戦は、初回に3失点したものの、2回以降は立て直して、5回4失点で84球を投げた。通常の先発投手は登板2日後は「休養日」にあてられることが多く、同監督も大谷の野手出場増について「投げた後、中1日(で野手出場)より、投げる前の方がいい」と、登板後の体のケアは重要視している。
だが“DH1番手”の今季の大谷は、打者としても大きな戦力。13日の阪神戦から打席に立っていないこともあり、シーズン中には「禁じ手」と考えている中1日での野手起用に踏み切ってでも、打席数を確保し、状態を上げて欲しいと考えている。
野手での“開幕”は、本拠地開幕戦となる29日オリックス戦(札幌ドーム)が濃厚。同じ舞台で行われる今日19日からのヤクルト3連戦を、打者としての総仕上げの場とする。18日は札幌市内の合宿所で静養に努めた。
開幕マウンドが目前に迫る中で、バットではどんなパフォーマンスを見せるのか。誰も経験したことのない道を進む。




