阪神ドラフト1位高山俊外野手(23)が12試合ぶりの打点をマークした。1番中堅で先発出場。3点を追う7回2死一、三塁で、ヤクルト原樹から右前適時打を放った。
「納得してないですけど、あの1本は良かったと思います」
因縁の対決だった。昨年のドラフト会議で高山を1位指名した真中監督が抽選の当たりくじと勘違い。「外れ1位」指名したのが原樹だった。3月のセ・リーグ、ファンミーティングで原樹は「周りはすごく意識する。内角を攻めて抑えたい」と敵意をむき出しにしていた。プロアマを通じて初の対決は1回の一直に始まり、3打席抑えられていた。好機で相手が攻めると公言していた内角のカーブを捉えた。「(カーブは)知っていましたし、もちろん頭にありました」としてやったりだ。
45打席ぶりで、5月初打点となった。調子を落としていた打撃が、上向く兆しになりそうだが、金本監督は「まだまだ本調子じゃないと思う」と厳しい評価をくだした。高山のこれからの巻き返しに期待した。【梶本長之】



