掛布効果で甲子園戦増! 阪神2軍の甲子園での公式戦が、来季は2倍近くに増えることが21日、分かった。鳴尾浜の2軍施設を訪れた掛布雅之2軍監督(61)が、「甲子園のゲームが増えるというのは聞いている」と明かした。

 掛布フィーバーは来季も続く。今季は甲子園開催の試合が、巨人との交流戦2試合を含む10試合(1試合は降雨中止)行われた。特に5月のゴールデンウイークに行われた広島3連戦は、3日連続1万人超えの大盛況。その後の試合でも、収容人数が約500人の鳴尾浜球場と比べ、毎試合10倍以上の集客を行ってきた。試合日はグッズも売れ行きが好調で、営業面でも大きなうまみがあった。来季はさらなる掛布人気を当て込み、試合数は今季に比べて「倍近い数字になるかもしれない」と球団関係者は説明。球団史上最多、16~18試合の2軍戦が組まれる可能性が浮上した。

 見られる効果もある。掛布2軍監督は常々「ファンの目が選手を育てる」と話す。今季は超変革の象徴として若虎も数多く2軍から昇格して活躍した。だが1軍デビュー前の甲子園の2軍戦で、大勢のファンの前でプレーし、熱気やムードを体感予習できていたこともプラスに働いたことだろう。掛布フィーバーによる営業的増収、心理的効果のダブルメリットに球団の期待は大きい。来季は甲子園の2軍戦が、一層熱くなりそうだ。