右肩違和感でリハビリ組でのトレーニングを続けていたソフトバンクのドラフト1位、田中正義投手(22)が23日、3軍練習試合・西部ガス戦(筑後第2)で対外試合デビューを飾った。

 2番手として5回に登板。1イニングを投げ、3者凡退に抑えた。先頭打者を右飛にしとめると、続く打者を143キロの直球で空振り三振。3人目も左飛に打ち取った。

 この日の最速は144キロ。球数は13球。直球主体で変化球は1球のみだった。実戦での登板は2月23日の紅白戦以来、4カ月ぶりで、登板を終えると「これからですね。本当にこれからという言葉に尽きます」と、神妙な表情で話した。