巨人宮国椋丞投手(25)が、14年10月6日の広島戦以来、約2年9カ月ぶりに先発白星を手にした。

 5回を6安打1失点で乗り切った。初回に山田から先制適時打を浴び、なおも1死一、三塁のピンチを迎えたが、後続を抑え脱出。以降は無失点で乗り切り、今季初勝利(7敗)を手にした。

 「初回はどうなるかと思いましたが、追いついていただいたおかげで2回以降は自分のリズムで投げられました。先発での勝ちは、自分のなかでは大きいです。ただ、中継ぎの2年間の経験がなければ今はない。新しいスタートにしたいです」とかみしめた。