中日が今秋ドラフト会議で5年連続の育成選手の獲得を検討していることが22日、分かった。

 西山球団代表は「育成を取る可能性はある。支配下は例年通りの人数(5~6人)になる。それ以外でいい選手がいたら」と明かした。東邦(愛知)出身で最速147キロ右腕の龍谷大・石田健人マルク投手(4年)らが候補に挙がっている。

 今季、育成出身の三ツ間がプロ初勝利を挙げた。さらに16年育成ドラフトで入団した木下雄が結果を残し、支配下に向けアピール中。5年連続Bクラスのチームの底上げへ、逸材の確保に動く。