巨人ドラフト1位の鍬原拓也投手(21)が母校・中大に製氷機を寄贈する計画を立てていることが22日、分かった。巨人の先輩でもある阿部寄贈の製氷機が故障中で、代わりとなる新品を贈ろうと検討中。打撃マシンなど野球用品を寄贈する新人が多い中、一風変わった品物を選択肢に入れた。プロへの道を切り開いてくれた中大に恩返しの品をと、清水監督ら中大野球部と話し合いを重ねている。
寄贈品の候補に、中大野球部には欠かせない「一品」を挙げた。クラブハウスの医務室内にある、巨人阿部から02年に贈られた製氷機が今夏に故障、正常に作動しなくなった。製氷機は喉の渇きを潤す氷だけでなく、痛んだ体をアイシングする氷を大量につくり、後輩たちのコンディションを守ってきた。
小1の頃にテレビで見た阿部の本塁打が野球を始めるきっかけ。尊敬する大先輩と同じように、野球部の発展のために最も実用的なものを恩返しの品にするつもりだ。
1年目の来季は「まずはプロ1勝、最終的に新人王」と目標を定める。阿部から引き継いだ「中大魂」を胸に、後輩たちの励みになるような活躍を目指す。



