阪神金本知憲監督(49)が、4日に急逝した元阪神監督で楽天球団副会長の星野仙一氏と「共演」することが分かった。阪神本拠地の甲子園球場が16日、大阪市内のホテルで「甲子園歴史館運営会議」を開催。前日15日に同監督が野球殿堂入りしており、阪神揚塩球団社長は今後の展示について「星野さんの殿堂入りの時のレリーフの複製を歴史館のほうに展示をしました。殿堂入りの場合は、そういう形をしています。金本監督の分も複製を作って展示させていただく」と説明した。

 昨年同時期に野球殿堂入りした星野氏について、野球殿堂博物館に飾られるレリーフの複製を作製。すでに甲子園歴史館に展示している。金本監督の複製は今秋に届く予定で、同館内で並列させて飾る方針。揚塩社長は金本監督の殿堂入りについて「大変、うれしい知らせでしたし、はずみとしてシーズンに生かしていければと思います」と喜んだ。