DeNAは18日、今季のチームスローガン「VICTORY is within US.(勝利はわれらの中にある)」を発表した。

 1929年(昭4)に建造された横浜市内のYCCヨコハマ創造都市センターで、ファンクラブ会員150人を前にアレックス・ラミレス監督(43)がお披露目。昨年の日本シリーズ第4戦の試合中に指揮官が感じたフレーズで「チーム、そして選手1人1人が勝者のメンタルを持ち合わせ、目の前の相手に対して恐れることなく、自信をみなぎらせて臨んでもらいたい」という思いを込めた。

 2年連続リーグ3位から、98年以来、20年ぶりの優勝を狙う今季。「80勝して優勝し、CSを突破して日本シリーズの舞台に戻る。そして日本一になることが目標。何よりファンと1つになって戦うことが、一番重要だと思っています」と力強く誓った。

 また今季から着用する新ビジターキャップも発表。これまでの「De」ロゴが、本拠地横浜の誇りを持って敵地で戦う意思を込め、YOKOHAMAの頭文字「Y」に変更される。

 発表イベントには、阪神からFA移籍した大和内野手(30)も登場。加入後、初の球団公式行事参加で大きな声援を受けた。「何のために来たのかを胸に刻んで優勝、日本一に貢献できるように頑張りたい。1球1球に集中して取り組む姿勢でやっていけば、おのずと勝利をものにできるのではないかと思う」と新天地での決意を示した。