阪神のキャプテン福留は健在だ。日米通算20年目で40歳だが、キャンプ2日目に行われたシートノックに加わるのは異例だ。定位置の左翼につき、白球を追って力強い本塁返球も披露。昨季の初参加は7日だった。前倒しの「スピード参戦」はオフから順調に脚力を鍛えてきた証拠だろう。

 中村外野守備走塁コーチも「入ると思わなかった。調整は任せているので」と目を細める。若手が打撃練習を行う午後も左翼で打球の捕球を繰り返した。金本監督からは3番起用を示唆され、バットからは快音も響く。ランチ特打は71スイングで6本の柵越え。軽々と放り込む姿が頼もしい。

 この日、野手陣はキャッチボール相手を初日と変更した。日々、新たな相手と取り組み、投げる球筋を把握するのが目的で、昨季、キャプテンとして発案したもの。「いつも同じメンバーでやっても球筋は分かる。若い子とやることで分かることもある」と話していた。福留イズムも継続だ。