中日松坂大輔投手(37)が復活の1歩を刻んだ。テストを経て入団した中日で初登板。西武時代の06年9月26日ロッテ戦以来、12年ぶりとなる日本での先発で、苦しみながらも5回3失点と踏ん張った。メッツ所属時以来、4年ぶりの白星は惜しくもつかめなかったが、復活近しを印象付ける力投だった。横浜高3年時に甲子園連覇した「平成の怪物」出現から20年。数々の栄光ののち、故障と闘い続けた長いトンネルを抜け、新しいステージを歩み始めた。

【松坂 日本復帰の歩み】

<14年>

 ◆12月5日 福岡市内でソフトバンク入団会見、推定年俸4億円プラス出来高で3年契約。

<15年>

 ◆4月2日 右肩筋疲労のため無期限ノースロー調整へ。

 ◆5月20日 ウエスタン・リーグのオリックス戦で2回を32球2安打1失点。

 ◆8月18日 関東の病院で「右肩関節唇および腱板(けんばん)クリーニング術」などの手術。

<16年>

 ◆10月2日 楽天戦(コボスタ宮城=現楽天生命パーク宮城)で10年ぶりの日本球界マウンド。8回から1イニング3安打4四死球5失点。

<17年>

 ◆3月25日 広島とのオープン戦で7回無安打無失点の好投も開幕ローテ入りならず。

 ◆11月 3年契約が満了。球団からコーチ契約を結んで現役復帰を目指す形を打診されたが、これを固辞。現役にこだわり、新天地を求めて退団した。

<18年>

 ◆1月23日 ナゴヤ球場で入団テスト。約5分間のブルペン投球で合格。

 ◆2月2日 キャンプ初ブルペン。捕手を立たせて32球。21日にはフリー打撃に登板した。

 ◆2月26日 韓国・ハンファとの練習試合で登板。1回無安打無失点(2奪三振)。

 ◆3月4日 楽天とのオープン戦に先発。2回2安打2失点。

 ◆3月14日 西武とのオープン戦先発。3回3安打2失点。

 ◆3月25日 ロッテとのオープン戦先発。5回6安打3失点。