日本ハムが接戦を制して7カード連続で初戦白星、連勝で貯金を2とした。

 打線は今季初めて2番に入った大田が2本塁打3打点と活躍。8回にはチームとして今季初めてスクイズが決まり、貴重な追加点を挙げた。投手陣も先発上沢が5回3失点と粘り、6回以降は中継ぎ陣が無失点リレー。6回は新人西村、7回は宮西。8回は開幕から守護神を務めた石川直が無失点。9回は同様に開幕からセットアッパーを務めてきたトンキンが締めた。

 2番大田、勝利の方程式の配置転換、スクイズなどの采配がズバリとはまった栗山英樹監督(56)は「こういうゲームを、しっかり取れるのは意味がある。特に3連戦の頭。みんなよく頑張った」と、納得の表情。これでチームは7カード連続で初戦白星。「(カード初戦を)取っている割には、貯金が取れていない。逆に反省が多い気がする」と、25日以降のカード2、3戦目へ気を引き締めていた。