日本ハムが敵地の大声援にのみ込まれるように連敗を喫した。序盤から先行を許す展開となり、終盤の追い上げも及ばず。5カードぶりの負け越しとなった栗山監督は「連敗だけは避けようと思ってやっている。何とかしないといけなかった」と、吐き出した。

 打線はロッテ二木を、とらえきれなかった。杉谷の犠飛で1点差とした2回の場面では、一塁走者の中島も二塁へタッチアップ。スキのない走塁でチャンスを継続するも大田が二飛、西川もタイミングが合わずに空振り三振に倒れた。スピードはなくても、ゆったりとした投球フォームから低めを丹念に突かれて凡打を量産した。栗山監督も「今日は存分に彼(二木)の良さが出ていた」と、振り返った。

 7回に2点目を奪うまで、粘られた。中田は「何となく抑えられてしまった感じ」と、悔しさを吐露。この日はZOZOマリン特有の強風も常に10メートル弱吹き続けていた。「映像で見る変化球と、実際の変化球も風の状況でだいぶ変わる」。不慣れな自然環境に加え、限定ユニホーム配布デーで満員御礼。攻守で1球ごとに大歓声とブーイングがこだまする完全アウェー状況を覆せなかった。

 これで3、4月の戦いを終えた。チームは貯金を3つ作った。シーズンの滑り出しは悪くない。1日の休日を挟み、2日からは本拠地5連戦で5月の戦いはスタートする。中田は「また、たくさんの声援を受けて、波に乗っていけたらいい」。黄金週間後半の札幌ドームで大声援を受けながら、仕切りなおす。【木下大輔】