交流戦の最高勝率7度を誇るソフトバンクが“全勝対決”を制した。昨年日本シリーズで苦しめられたDeNAとの対戦。1点を追う2回、上林誠知外野手(22)が右翼席に4号3ランを放り込み、DeNA先発今永を沈め4連勝とした。不動の三塁手・松田が工藤監督の就任後初めてスタメン落ち。転換期のチームで若手が躍動し、王球団会長の結婚に花を添えた。
ソフトバンクの未来を担う若武者が、祝砲で王会長の結婚を祝った。1点を追う2回。かねて素質を評価され、キャンプで連日指導を受けてきた上林が先陣を切った。右翼席への豪快な4号3ランで試合をひっくり返した。「他の人にはないことなので、非常にありがたい。結果で応えるしかない」と会長の思いを受け意気に感じていた上林は、試合前のロッカールームで一報を聞き「びっくりしましたね。何か持っていますね」とあどけなく笑った。
3回に試合を決める特大の13号2ランを放った柳田は、試合前に王会長に会い「ご結婚おめでとうございます」と伝えると、祝砲をおねだりされた。上林と同様、普段から直接指導を受けるスラッガー。「運が良かったです。いいスイングができました」と約束を果たして息をついた。
王会長は「ホームラン攻勢だったね。チームが勝って良かったよ。(上林は)大きいホームランだったね。30本くらい打ってほしい。(柳田は)祝砲を打ってくれと言ったら打ってくれたよ」と幸せいっぱいの表情。工藤監督も「本当に良かったと思います。ナイスゲーム」と声を弾ませた。昨季日本シリーズで苦しめられたDeNAを豪快に退け、交流戦負けなしの4連勝で貯金は4。最高勝率7度を誇る“交流戦の鬼”が、この上なく明るいニュースも力に上位をうかがう。



