工藤監督「思い伝わってこない」KOの摂津バッサリ

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト12-6ソフトバンク>◇5日◇神宮

 ソフトバンクが今季交流戦で初めて敗れ、連勝は6でストップした。パに5連勝してきたヤクルト打線にのみ込まれた。中13日で今季2戦目の先発摂津がいきなり1回に1番山田哲、2番青木の連打で失点。2回には山田哲にシンカーをすくわれ3ラン、3回にもバレンティンにカーブを左翼席上段に運ばれた。試合後、摂津は「(初回の)最少失点でいけなかった。申し訳ない。オレのせいです」と話した。

 摂津は前回5月22日の西武戦で618日ぶりの白星を挙げた。5イニングすべてで先頭打者を出したが無失点。だがこの日は、3イニングすべて先頭を出したことが失点につながった。試合前には「前回は気持ちが入っていて、攻めの投球だった」とほめていた工藤監督だったが、試合後は1イニングで7失点した2番手岡本とともに「打たれる日もあるが、低めに投げ切れていない。技術がないのか、精神的にそうなのか、何とかしようという思いがあの2人からは伝わってこなかった」とバッサリ切った。

 この日は雨で試合が中止になった日本ハム以外のパ4球団が勝利し、ソフトバンクはひとり負けとなった。摂津にとっては悔やまれる一戦となった。巨大戦力のはずが、先発の駒がそろわない。【石橋隆雄】