東練馬がダブルヘッダーを制して、決勝に進んだ。持ち味の打線がこの日も好調。準々決勝では大宮から10安打で5点を奪って5-0で振り切った。準決勝の武蔵府中戦では1-0でリードの3回、4連続長短打で3点を加えて主導権を握った。4回に2点、6回に1点と加点。武蔵府中の反撃をソロ本塁打1本に抑えて7-1で勝利した。

 徳元敏監督は「やってきたことがしっかりできた。振ることをテーマにしてきたが、うちらしさが出たと思う」と振り返った。この日2試合でクリーンアップ3人が11安打8打点、投げても加藤太陽、羽田慎之介の左2枚がともに6回投げて、計1失点。投打がかみ合い、決勝に向けて、徳元監督は「打ち勝てると思う。雑な試合にならないようにしたい」と気を引き締めていた。