高熱の影響でチームを離れていた阪神ラファエル・ドリス投手が、復帰登板で満塁弾を含む5失点と課題を残した。

 9日のロッテ戦(甲子園)以来約2週間ぶりに臨んだ試合。同点の9回に登場。先頭の西川に左翼線への二塁打を放たれると、続く堂林の投手前に転がった犠打を捕球し、一塁へ悪送球。西川が生還し、あっさりと1点を失った。失策と四球を重ね、1死満塁とすると、迎えるは4番鈴木。内角高めの直球をとらえられ、左翼ポールに直撃の満塁弾を浴び、途中降板した。「力もなければ、バランスも崩れた情けない投球になってしまった。次頑張ります」と反省。守護神完全復活とはならなかった。