楽天はオリックスに逆転負けし、連勝が3で止まった。

今季2度目の先発となった安楽智大投手が2回0/3を投げ、5失点でKOされた。3点リードの3回に9番若月から4連打を浴びて同点とされ、続く4番吉田正を歩かせて交代となった。

キャンプ中の2月に右肩を負傷。11日のソフトバンク戦で今季初登板を果たしたが、これで2試合連続の黒星。平石監督代行はボールそのものよりも、走者を出して2度も初球に盗塁を決められたマウンドさばきを問題視した。

「本当はもうちょっと投げさせたいと思っていたのですが、あれだけ一塁走者に隙を見せると試合にならなくなってしまう。本気でそこに取り組まないと。打者に向かってそこそこボールが良くても、走者が出たら話になりませんでは、どうしようもない。そこに真剣に気づいてほしい」と苦言を呈した。

安楽本人も「簡単に盗塁されたり、クイックになってから打たれたり。もっともっと警戒しないといけない場面でバッターばかりに集中して、ランナーをケアできなかったのは僕の技術がないところ」と反省しきりだった。