ロッテは5安打完封負けで6連敗となり、借金14になった。

3点先取された直後の8回は無死一、三塁のチャンスをつくったが、3番中村、4番井上が連続三振。5番角中は二塁ゴロで無得点に終わった。4回も無死一、二塁で無得点とソフトバンク投手陣を打ち崩せなかった。

井口資仁監督は「打線がなかなか攻略できなかった。クリーンアップはカク(角中)の内野安打だけ。8回の攻撃が今のチーム状況、打線の状態を物語っている。何とか打開策を考えないといけない」と言った。

先発の酒居は7回まで2安打無失点と好投したが、8回に3連打を浴びるなど3失点(自責1)で降板。

井口監督は「今年の中で一番いいピッチング。低めを丁寧に、いいピッチングをしてくれた」と評価。8回の続投については「8回を投げ切らすと投手コーチも言っていたので、球数を含めていけるところだった」と説明した。

6敗目を喫した酒居は「デスパイネも帰ってきたので、全体的に低めに投げて1発を避けようと思った」と話した。